乾癬は身体の中の免疫バランスの異常によっておこる、皮膚や関節に症状が出現する疾患です。原因は未だ明らかになっていませんが、遺伝的な要因に加え、生活習慣の乱れ・肥満・ストレス・飲酒・喫煙・感染症などの環境的な要因が複雑に関与して発症すると考えられています。典型的な皮膚症状としましては、皮膚が炎症をおこして赤くなったり、盛り上がったり、かさぶたのような物ができたりします。また皮膚の一部である爪にも症状が出現したりします。爪水虫のように見えますが、顕微鏡検査を行っても白癬菌は確認できません。よく見ると爪の下で出血している部位も散見されます。これも爪乾癬の特徴です。爪ってよく見ると奥深いですね。爪乾癬